コンサート
片山です。
先週の土曜日に、新潟県民会館へ薬師丸ひろ子さんのコンサートに
妻と行ってきました。
一昨年が富山県、昨年が長野県、今年で恥ずかしながら3年連続です。
満員の会場で、観客の年代的には私と同じく、
はるか昔の青春時代に戻りたい、という方が多かったです。
ご本人のトークの中に、人生良いことだけではなく
時にはつらいことがたくさんあります。でも負けないでください。
そんな気持ちで歌詞を作ったり、歌ったりしていますとの言葉がありました。
それを聞いたあとに歌を聞くと、余計体じゅうから熱いものが流れて、
気持ちが揺さぶられて
目から込み上げてくる熱いものをこらえるのが大変でした。
歳を取ると涙腺がこれほどもよわくなるんですね。
自身の映画主題歌など、たくさんの良い曲を聞くことができました。
最後、アンコールがなんと3曲
「セーラー服と機関銃」歌い終わりに、スタンディングオベーション。
その後も、心にしみる歌を1曲全員立ちながら聞き入り、
最後に演奏者が退場した後に一人残って感謝の挨拶と、
アカペラで名曲「時代」を歌ってくれました。
これには感動して本当に参りました。
後ろの方も隣の方も声を出して泣いていました。
全力での歌はもちろんですが、観客への気配りの言葉、話し方、深々としたお辞儀など、
お客という立場ってこれほどに良いものなのか、と感じさせてもらったひと時でした。
すばらしかったな。また機会があれば行きたいです。
(№320)